2019.04.26
瀬戸内の名所をあちこちと猫を撮ってはめぐります。 森原さん!このコ、どこネコ?
常夜燈
鞆の浦のシンボルでもある常夜燈です。その常夜燈の近くで建物の屋根を見上げていた猫に出逢いましたので、ゆっくりと近付いて撮りました。この場所で猫を見かけることは稀ですし、私にとっても非常に印象が強い作品となりました。被写体の猫さんは高齢のため、今では飼い主さんのご自宅でのんびり余生を過ごしているとのことです。
漁港の恋
鞆の浦の代表的な漁港の一つ「原漁港」の猫さん二匹。大きな方はオスの黒猫、小柄な方はメスの三毛猫です。二匹の猫は大変仲が良く、いつも一緒に過ごしていました。特に黒猫の方は私とは相棒と呼べるほどの長い付き合いでした。ある時、ちょうど夕方で空が美しい色に染まる頃、二匹がそっと寄り添っていました。印象的な作品にしたくて、シルエット的な表現を心がけました。
若草
鞆の浦には歴史的な史跡も沢山残されていますが、その一つである「大可島城跡(圓福寺)」近くで出逢った猫さんです。冬から春へ季節が変わっていき、気温も暖かくなると猫さんたちも過ごし易くなります。爽やかな若草の香りに包まれて、とても穏やかな表情を見せてくれました。
私の場所
鞆の浦の円形港湾は、世界的に見ても非常に珍しく貴重な存在です。江戸時代の港湾施設である「常夜燈」「雁木」「波止場」「焚場」「船番所」が全て揃って残っているのは全国でも鞆港だけです。そんな鞆港を背景に、メスの猫が「私の自慢の港なのだから、綺麗に撮ってね!」と言いたげに、誇らしげな表情で私を見つめていました。
あくび猫
鞆の浦の中心部を過ぎて、海沿いを平(ひら)という地区へ向かっていくと、左側の高台に淀媛神社があり、石段を上りきると頂上に拝殿があります。神社との反対側には集落があり、入り組んだ路地裏では時々猫に出逢いますが、この猫は見晴らしの良い丘の上でお昼寝をしていました。そっと近付いたのですが、起こしてしまったね。寝起きに豪快なあくびを一発してくれまして、素敵な一枚となりました。
猫撮り屋直伝「猫撮り」の心得
「猫と対等な気持ち」を心がけよう
「猫と対等な気持ち」を
心がけよう
私の場合、猫に出逢ったらまずは挨拶。すぐに姿勢を低くして、猫の目線に近づいてあげます。また、撮影する時、餌やおもちゃは必要ありません。餌を与えると媚びた表情になるし、猫じゃらしなどのおもちゃで気を引くと興奮して髭が下がって「遊んで!」というカオになります。猫本来の自然な表情を撮るなら、撮影する人はあくまで猫と対等な気持ちでいることが大切だと思っています。
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