写真家荒木則行の“ひろしま美景発見!”2019年1月号

2018.12.27

寒さ増す冬の中、日差しの中に遠い春を感じる広島の美景お正月編です。

日本人であれば日の出や日の入りなど、太陽に特別な想いを感じる人が多いのではないかと思いますが、私たち写真家も撮影に出ると日の出や日の入りに一喜一憂させられてしまいます。
今回の一枚はそんな中で撮影した金色に輝く海と小舟、そして小さな三つの島々という風景です。
冬の早朝の撮影なので海からは薄っすらと霧もたちはじめているのがおわかりになられるでしょうか?

今回は瀬戸内海のとびしま海道を渡り、下蒲刈島へとやってきました。
撮影場所はその下蒲刈島 蒲刈大橋の南、海沿いの県道からの一枚。
このあたりは冬の間は四国から日が昇る場所で、
晴天の朝にこの場所に向かうと彼方の四国の山並みから朝日が登ってくる風景を見られるかもしれません。
ちなみにこの写真にもうっすらと四国の山並みが写ってはいるのですが・・・。

撮影データー
Canon EOS-1Ds Mark II
レンズEF70-200mm F2.8L IS USM
シャッタースピード 1/160秒 F7.1
ISO 50

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