写真家荒木則行の“ひろしま美景発見!”2017年12月号

2017.12.01

秋の終わりから乾いた風が吹き抜けていく季節となりました。
いつも見慣れている場所を少し違って写せる広島の美景 初冬編です。

今回の場所はこの連載の中でも知られた場所なので、この一枚を見ただけでも
「あ!!あそこからだ」と既に見当をつけておられる方も少なくないのでは!?
ここからだと夕暮れから日没までの光の変化を見つめていると本当に見飽きません。
大きく雲が流れ去っていく自然風景なども魅力的ではありますが、
ここからは人々の営みが灯りとなって感じられるので、とてもロマンチックな風景になります。

今回は広島県呉市の灰ケ峰での一枚。
呉市内からだと車で急な登りを運転して、約40分程でこの場所へ。
標高700メートルを超える場所からは、呉市の街並みと瀬戸内海の島々とが美しく広がっています。ライトアップを楽しむためにはどうか寒さ対策をしてからお出かけください。

Canon EOS 5DS R
レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
シャッタースピード 13秒 F11
ISO 200

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