フードプロデューサー 烏田いづみのココロとカラダの栄養レシピ「クリスマスの一品 お鍋一つでできる 豚ヒレ肉のホワイトソース添え」
2022.11.30

豚ヒレ肉
豚ヒレ肉は脂肪が少ない赤身の肉質で、他の豚肉の部位と比べて低カロリー、キメが細かいので柔らかくて食べやすいのも特徴です。ビタミンBを豊富に含んでいるので、エネルギー代謝を高め、疲労感を解消してくれます。
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(2人分)
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1 |
豚肉は全体に塩(分量外)を振ってすりこみ、30分ほど冷蔵庫におきます。 |
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2 |
じゃがいもは皮を剥き、少し小ぶりの一口大に切ります。 |
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3 |
1を冷蔵庫から取り出し、ペーパータオルで水気を軽く拭き取ります。 |
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4 |
弱火で熱した鍋に、オリーブオイルと、潰したニンニクを入れて炒めます。香りが立ったらニンニクを取り出します。 |
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5 |
4に3を入れて強火で表面全体に焼き目をつけます。 |
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6 |
5に牛乳、じゃがいも、ローズマリー、塩、4で取り出しておいたニンニクを加え、中火で熱をいれて、ひと煮立ちしたら弱火にして蓋をします。時々豚肉をころがしながら40分ほど煮込みます。 |
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7 |
火を止めて、じゃがいもに火が通ったことを確認したら、取り出してマッシュします。豚肉も取り出してアルミホイルで包みます。 ※アルミホイルで包む理由は、ソースを作る間に肉が冷めないようにするためです。 |
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8 |
7の鍋に米粉を少しずつ入れ、ダマにならないようにかき混ぜます。 |
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9 |
弱火で8を半量程度まで煮詰め、目の細かいザルなどでこします。 |
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10 |
豚肉をアルミホイルから取り出し、1cm程度の厚さに切ってお皿に盛り、マッシュしたじゃがいもを添え、9のソースをかけます。お好みで、黒胡椒、飾り用食材を盛り付けたらできあがり! |
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牛乳の栄養素ですぐに思い出されるのが「カルシウム」ですが、実は他にも「たんぱく質」、「脂質」、「炭水化物」、「ミネラル」、「ビタミン」など、たくさんの栄養素がバランスよく含まれた食品です。おまけにリラックス効果や安眠効果もあるといわれています。また、牛乳は温めても栄養はほとんど変化しないので、今回のレシピでは、この牛乳の栄養素を生かし、肉を煮るという役目に加えて、ソースのベースとして取り入れることにしました。牛乳の栄養成分を損なうことなく、肉に風味づけした、クリスマスやお正月等のおもてなしの一品として、簡単に作れる料理となっています。