フードプロデューサー 烏田いづみのココロとカラダの栄養レシピ「レタスとミニトマトのライスミートボールスープ」

2022.09.30

今月の食材

レタス

レタスは出荷時期により、春レタス(4~5月)、夏秋レタス(6~10月)、冬レタス(11〜3月)に区分され、1年中手に入る野菜です。ほとんどが水分なので栄養価は高くありませんが、ビタミンCやカリウム、食物繊維といった栄養素をバランスよく含む野菜です。また、芯に多く含まれる苦み成分「ラクチュコピクリン」には、睡眠・鎮静作用があります。炒めたり、スープに入れるなど、熱を加えてたくさんの量を食べられるレシピがおすすめです。

材料

材料 (2人分)

レタス 1/4玉
ライスミートボール  
 豚ひき肉 120g
 玉ねぎ 1/4個
 ごはん 80g
 ミニトマト 6個程度
 トマトペースト 小さじ1
 片栗粉 大さじ1
 塩 小さじ1/3
 塩・こしょう 適量
2カップ
鶏ガラススープの素(顆粒) 小さじ1
醤油 小さじ2
ごま油 小さじ1

つくり方

1

レタスは、芯を取り除いてざく切りにし、玉ねぎはみじん切りにしておきます。

2

ボウルに豚ひき肉、ごはん、玉ねぎ、トマトペースト、塩、片栗粉を入れて、ごはん粒をつぶすようにしながらよく混ぜ合わせます。
※混ぜ方が足りないと、ライスミートボールが割れやすくなるので注意しましょう。

3

2をピンポン玉大に丸めます。

4

鍋に水、鶏ガラスープの素、醤油、ヘタをとったミニトマトを入れ、中火にかけてひと煮立ちさせます。

5

4を弱火にして、3を入れ、蓋をして、ライスミートボールに火が入るまで煮込みます。

6

5のライスミートボールのみ器に取り出し、鍋にレタスを入れ、ごま油を回し入れて、さっと煮込みます。
※少しレタスの食感が残るくらいがベストです。

7

最後に塩・こしょうで味を調えます。

8

ライスミートボールをのせた器に7を入れ、盛り付けたらできあがり。

「塩」は、きゅうりなどに振ると水分が出てくるように「脱水効果」と、逆に魚や肉を柔らかくする「保水効果」があります。その他にも旨味を引き立てたり、酸味を和らげたり、変色や腐敗を防いでくれるなど、料理には必須の調味料です。
今回、ライスミートボールに塩を入れる理由は、塩が肉の粘り気を出すことで接着剤の役目をし、煮崩れを防止する大切な役割を果たしているからなんです。

また、「塩」には大きく分けて「精製塩」と「天然塩・自然塩」「再生加工塩」があります。使う目的で購入を考えるべきですが、日々の食卓で使うならば「天然塩・自然塩」を選ぶ事をおすすめします。添加物がなく、ミネラルが豊富で古くからの自然製法で作られているので安心して使えます。(表記に「天日」と「釜炊き」など書かれています。)

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