フードプロデューサー 烏田いづみのココロとカラダの栄養レシピ「白菜と鶏団子の土鍋蒸煮」

2020.12.25

今月の食材

白菜

白菜のほとんどは水分で、かつ低カロリー。特に多く含まれている栄養成分はありませんが、塩分を排出してくれるカリウムやカルシウムなどのミネラルが豊富です。くせのない淡泊な味は他の材料と調和し、調理法も選ばないので様々な料理に使えます。

材料 (3~4人分)

白菜 1/4切れ
白ネギ 1本
しめじ 1/2房
(A)鶏団子のタネ  
 鶏ひき肉 300g
 もめん豆腐(しっかり水切りをしておく) 1/2丁
 生姜(みじん切り) 大さじ1
 片栗粉 大さじ1
 塩 小さじ1
 ごま油 小さじ1
50cc
かつおだし 300cc
しょうゆ 大さじ1
小さじ1/2
塩こしょう(仕上げ用) 適量

つくり方

1

ボウルに(A)を入れ、手でしっかりこね、混ぜ合わせます。

2

外側の白菜の葉は繊維を断つように1cm幅に切っておきます。

3

内側の白菜は繊維に沿って縦に3~4等分にします。

4

白ネギは斜めにスライスし、しめじはバラバラにしておきます。

5

3の白菜を中央を空けるように土鍋の縁に沿って並べます。

6

1を少し大きめに丸めて肉団子をつくり、土鍋の中央に並べます。

7

肉団子に蓋をするように2を入れ、白ネギとしめじは肉団子を囲むように入れます。

8

かつおだしと酒を回し入れ、塩としょうゆを入れます。

9

土鍋の蓋をし、弱火で30分ほど蒸煮にします。

10

仕上げに塩こしょうで味を調えたらできあがり!

鍋料理でこの時期大活躍する土鍋。ゆっくり火を通しかつ保温性に優れ、食材の旨味を引き出してくれるので煮込み料理にぴったり。そのままテーブルの真ん中に置いて皆で鍋のように取り分けながら食べるシーンを演出しました。暖かでさり気ない日常のテーブルですが、鍋や器をシンプルモダンな色・形を選べば、スタイリッシュなおもてなしのテーブルにも演出できます。

白菜の食感や染み込み方は、切り方で差が出るので、鍋の場合芯の部分は繊維に沿って葉の部分は繊維を切るように包丁を入れると美味しくいただけます。

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