フードプロデューサー 烏田いづみのココロとカラダの栄養レシピ「夏野菜と海老の黒酢パワー丼」

2020.07.31

今月の食材

パプリカ

料理に彩りを添えてくれるパプリカ。甘くて味わいやすく、さまざまな調理法に適しています。ビタミン類が豊富なので是非摂りたい食材の一つです。赤パプリカに含まれる赤い色素「カプサイシン」には、抗酸化作用があるので、生活習慣病の予防効果が期待できます。さらに、新陳代謝を活発にする働きがあり疲労回復を促してくれます。黄パプリカには、ビタミンCや肌の老化を防ぐ「ルテイン」が豊富に含まれます。それぞれの栄養効果が違うので、ミックスして使うとさらに健康維持に効果的です。

ズッキーニ

きゅうりに似てますが、かぼちゃの仲間であるズッキーニ。ほのかな甘みがあり、低カロリーで、色合いも鮮やかで色々な料理に使い勝手の良い野菜です。広島県内各地で生産されており、シーズン中の8月は比較的安く手に入ります。

材料 4人分

パプリカ 赤・黄色 各1/2個
ズッキーニ 1/2本
玉ねぎ(中) 1/2個
エビ 10尾
ごま油 大さじ1
適量
黒胡椒 適宜
水溶き片栗粉 片栗粉:大さじ1
水:大さじ2
<A>調味料  
黒酢  大さじ2
キビ砂糖 小さじ2
しょうゆ 小さじ2
大さじ1
すりおろした生姜 大さじ1

つくり方

1

パプリカ、ズッキーニ、玉ねぎを一口大に切ります。

2

エビは殻・尾・背わたを取り除き、臭みをとるために軽く塩水(分量外)で洗い、水気を取り、一口大に切ります。 

3

フライパンにごま油を入れて中火にかけ温まったら、1の野菜と、ひとつまみの塩を入れてさっと炒め、さらにエビを入れて炒めます。

4

エビに火が通ったら<A>を加えて、混ぜながら2分程度炒めます。

5

最後に火を止め、水溶き片栗粉を回し入れ、全体を混ぜ合わせます。

6

器にご飯(分量外)を盛り、5をのせてお好みで黒胡椒をふります。

例えばエビをお好みのお肉に変えても美味しくいただけます。アレンジのきくメニューです。

暑い夏!時にはアジアリゾートに来た気分で夏を楽しんでしまいましょう。今回は茶色のラタンのランチョンマットに庭で摘んだ葉を一枚敷いています。それだけでバリの風景が浮かんできませんか?黒っぽいシルバーの鉢がカラフルな野菜をまとめて高級感も生み出してくれます。

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