フードプロデューサー 烏田いづみのココロとカラダの栄養レシピ「そら豆の大福」

2020.04.30

今月の食材

そら豆

実は「そら豆」は豆の中でも栄養価が高い食材です。植物性タンパク質を含み、その上カリウムやビタミンが豊富なので、美容効果も期待できます。色も鮮やかでホクホクした食感も特徴です。広島の市場に出回るのも4月~6月と短い間なので、ぜひ色々なお料理に使ってみてください。

広島県内の主な生産地: 比較的小さな規模で生産しており、広島県産は産直市などで入手可能。
材料 <そら豆餡>4個分

そら豆※薄皮を剥いた状態 80g(10本程度)
きび砂糖 35g

つくり方

1

そら豆をさやから取り除く

2

そら豆を熱湯で3分~5分ほどゆでる。柔らかくなったら、そら豆をざるにあげてしっかりと水を切っておく。まだ温かいうちに薄皮をむく。 

3

すり鉢にそら豆を入れ、すりこぎですりつぶす。

4

きび砂糖を加えて、さらにすり混ぜ、なめらかにする。

材料 <求肥>4個分

白玉粉 100g
きび砂糖 40g
120cc
片栗粉(米粉でも可) 適量
適量

つくり方

1

耐熱容器に白玉粉ときび砂糖を入れ、水を少しずつ加えながらダマにならないようによく混ぜ合わせる。

2

1にラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分加熱し、取り出して木べらで混ぜ、再び1分加熱し、取り出して混ぜ、最後に30秒~1分加熱して滑らかになるまで練る。

3

片栗粉をふったバットに2を広げ、4等分にし、手に片栗粉をつけ少し広げ、そら豆餡を入れて包む。

4

丸く整えて、盛りつける。

<そら豆餡>でもう一品

「そら豆しるこ」(2人分)

1

鍋に水150ccを沸騰させ火を止める。

2

そら豆餡、塩ひとつまみ入れ、味が決まったらお椀に入れて出来上がり。

季節を感じさせるナチュラルカラーのクロスや折敷を使用し、そこに濃い色のお皿でコントラストを作ることで、大福を際立たせました。

そら豆餡を包む作業は簡単なので、子どもたちとぜひご一緒に。最初は巾ちゃくみたいに包んで、最後にまあるく形が整えばOKです!

↑