山本恭瑚先生の旬ごはん「もちと春菊のクリーム煮」

2019.12.27

 広島県産 春菊

11月~3月ごろ旬を迎える春菊。カロテンの含有量はなんとほうれん草以上でミネラルも豊富です。体の抵抗力をつけてくれるので、冬の感染症予防や、貧血や骨粗鬆症の予防に効果があります。広島県など中国地方の春菊は葉が丸いのが特徴で、他の地域では先細です。売り場でご覧になってみてください。

材料(4人分)

もち ………… 4個
春菊(又は小松菜) ………… 100g
しめじ ………… 1/2株
ベーコン ………… 2枚
バター ………… 大さじ1
牛乳 ………… 300cc
小麦粉 ………… 15g
コンソメの素 ………… 1個
コショウ ………… 少々

つくり方

  • 1)春菊は3cmに切ります。
  • 2)しめじは石づきを切り落とし小房にします。
  • 3)ベーコンは2cm幅に切ります。
  • 4)鍋にバターを溶かし、ベーコンを炒め、しめじを入れて炒めます。
  • 5)小麦粉を入れて、全体に粉がなじむまで炒めます。
  • 6)牛乳とコンソメの素を入れて弱火で5分煮ます。
  • 7)フライパンやオーブントースターなどでもちを焼き、クリームと合わせてもちが柔らかくなるまで煮ます。
  • 8)さらに春菊の茎の部分を入れてひと煮立ち。コショウで味を調え、最後に葉の部分を混ぜ合わせたら出来上がりです。

お正月で残ったお餅があったら、クリーム煮で簡単にアレンジしてみましょう。春菊の苦味も味のアクセントになりますよ。春菊は火を通しすぎると色が悪くなるので、最後に入れるのがポイントです。

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