ラク家事「ズボラでいいのだ vol.02」
2018.08.31

「一日の家事をクリアするだけで精一杯…」とにかく、世のママたちは忙しい。
「家事はこうあるべき」という理想を掲げたとしても
「面倒くさい」が先立って、始まらない、終わらない…のループ。わかります。
私といっしょに、日々の家事がなぜ「面倒くさい」のかを考えて
より楽に、楽しくなる方法を見つけましょう!
さて、今回の家事の「面倒くさい」は何でしょう?
忙しくて家事に手が回らない時、旦那や子どもたちに手伝ってほしいけど「コレやって!」と言っても動いてくれない!も~イライラする!
どうすればいいの?
“家族はともに家事をこなす同じチーム”、と考えましょう。ママがリーダー、旦那さんとお子様はチームの一員です。彼らへの「声かけ」を工夫して家事の効率を高めて行きましょう!
SOSを叫んでいるのに動じない彼ら…怒りも当然ですよね。
でも、腹を立てたり、家事を放棄したところで何も解決されないし家族のムードも悪くなってしまい、いい事なしです。
そして家族は怒りをぶつける相手ではありません。
ここはひとつ、“家族はともに家事をこなす同じチームである”という考え方に切り替えましょう。もちろんリーダーはママさん。メンバーは旦那さんや子どもたち。
リーダーのマネジメント次第でチームの動きがどんどんよくなる!
気楽に試せる「声かけ」テクニックをご紹介しましょう。
「家事」選択の自由を与えるべし!
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洗い物でも洗濯でもなんでもいいから手伝って! |
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「洗い物」と「洗濯」、どっちがいい? |
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漠然とした指示では動きにくいので指示は「具体的」に、かつ「選択肢」を与えることで、「自分が選び決めたこと」として家事に勤しむことができるはず!旦那さん、子どもさんともに有効ですよ。
「家事」のゴールを明確にすべし!
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ここ早く片付けて!忙しいんだから! |
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これ片付けるの何分だったらできるかな~? |
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子どもたちにおススメです。「何分だったらできる?」の問いに答えてくれたらしめたもの。かかる時間とゴールを共有しあえれば、ゴールに向けて何をすべきかが明確になりますね。終わったときの達成感もきっと感じてもらえるはず!
「家事」のバタバタをあえてアピールすべし!
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(出かける時間わかってるのに何も手伝ってくれない)…怒! |
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もう時間なのに、洗濯干しと洗い物が!掃除機もかけなきゃ~。やばい!間に合わないかも!どうしよう! |
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旦那さんは本来、困り果てた奥様をほっておく人ではありません。ただ、ほんの少し気が利かないだけです。時間の制約と具体的な家事タスクを明示すれば、それを聞いた旦那さんはサポートに動くはず!男性は問題解決するのが好きな生き物なのです。
「家事」のお手伝いレベルを低くすべし!
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洗濯干しといてね、全部! |
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(干しやすい)フェイスタオルとハンカチだけ干しておいてね |
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これは主に子どもたち向けですが、年齢に応じて家事の作業レベルを下げてあげましょう。ママのお手伝いが「できた!」という達成感が得られるので、次のお手伝いにつながりますね。あえて旦那さんにも適用するのもありかも。
まとめ
旦那さんや子どもたちが喜んで動いてくれるような「声のかけ方」をご紹介しました。
どんな声かけをするかによって家族の動きがグーンと違ってくるから楽しんでできると思います。あくまで、ママさんがリーダーとして大きな心でいるという事が大前提です。チームのメンバーを育てる感覚で「やってくれたらラッキー」くらいの楽な気持ちでトライしてみてください。
「どっちが早くできるか競争ね!」とやってみるのもひとつの方法。それと、ひと仕事終わったら「凄いね!丁寧に出来たね!」「早く出来たね!」「ピカピカになって嬉しい!」など具体的に褒めることも大事ですね。「ありがとう」もお忘れなく。