地域貢献活動レポート「自転車交通安全教室」広島県立安芸府中高等学校

2018.05.18

平成30年4月23日(月)広島県立安芸府中高等学校にて「自転車交通安全教室」を開催しました。あいにくの曇り空でしたが、校庭に集まった皆さんには、過ごしやすい天気だったのではないでしょうか♪

まず、校長先生、JA広島市、広島県警地域官兼交通官などの皆さんからご挨拶がありました。
「これはショーではなく、本当にあった事故の再現です。
もし自分が、友人が、家族が…と想像しながら見てください」
学校とその周辺の安全・安心な暮らしを実現していくために、登下校時の交通安全がいかに大切なのかがそれぞれの言葉で語られました。

交通安全を自分のこととしてとらえるために自転車に乗る際に絶対にやってはいけない、スマホ・ケータイを見ながらの運転、傘をさしたままの運転や酒に酔っての運転など、実例を交えながら説明しました。

次に、実際にあった事故をスタントマンチームが再現しそれを体感してもらうというわけですが…

対向する自転車と自動車を巻き込んだ衝突事故の衝撃

と、こんなシーンの連続です…
女子生徒たちの「キャー!」といった悲鳴やどよめきが自然にわいていました。
スタントマンの事故の再現はまるで本物のように感じられるので演技とはいえ、無理もありません(汗)

「内輪差」が引き起こす巻き込み事故の再現

そして、こちらは歩行者が横断するのを、自動車と自転車が横断歩道前で一時停止して待っている正しい例です。
このときの自転車のドライバー役は生徒の中から協力をしてもらいました。
このように、事故の例をスタントマンが示したあとに、どうすれば良かったのか、正しいケースを実践し理解します。

模範的な自転車の行動を生徒が実演

スタントマンによる交通事故の再現や注意するべきポイントなどについて、生徒さんたち自身の目で感じたことが事故防止につながるはずです。

「これはショーではなく、本当にあった事故の再現です。もし自分が、友人が、家族が…と想像しながら見てください」
冒頭の挨拶にあった言葉もきっと、生徒さんたちへ届いたことと思います。

最後にスタントマンと一緒にがんばった自動車や自転車の様子を見てみると…
ここでも事故がもたらす衝撃を知ることができましたね。

「ルールを守れば、ルールがあなたを守ってくれる」
交通ルールを守ることで、昨日より、今日からきっと学校の登下校がより安全に、学校周辺の暮らしもより安心になるに違いありません。

↑